2歳児よりテニスの森キャンパスへ送迎されるという、大変特徴のある保育園です。
そのシステムのおかげで1歳児の定員は40名という、待機児童解消へ多大な貢献をしている保育園です。
1歳児までは東雲キャンパスで過ごしますので、それまでは他と変わらないですね。
テニスの森キャンパスは園児合計222人という超大型保育園です。
積水ハウスが施設ではなく「住まい」をコンセプトに、エコと災害に強い保育園を作り、キッズデザイン賞を受賞したという、2階建てのおしゃれな保育園です。
テレビの取材も多いそうなのでご覧になられたことがある方もいるのではないでしょうか？
江東区外のママさんに話しても知っているという人が多かったです。
高砂福祉会が運営している園なので、かなり教育熱心な印象です。
YY式を取り入れた体操レッスンは、全員が逆立ちができることが目標のようです。
卒園までに60分間じっと座ってひとつの作業が出来る集中力を身につけさせるため、1歳児からその練習をしていく、という教育が印象的でした。
小学校入学後、授業をきちんと受けられるように準備をしておくんですね。
1歳までは東雲キャンパスのため、園庭がないので周囲の公園へお出かけしますが、砂場は近くの同じ高砂福祉会の保育園「東雲キャナルコートナーサリースクール」を利用するそうです。
公共の公園の砂場だと、犬猫の糞尿などが混ざり、砂の除菌がきちんとされていない可能性があるため、だそうです。
2歳児クラスよりテニスの森キャンパスへこの東雲キャンパスからバスで移動しますので、自力で行く人を除いて200名以上が朝はここに集まります。
バスは頻繁に出発しているのでそんなに待ち時間はないそうですが、それだけの人数がやってきますので、朝はごったがえしますね。
ベビーカーは抽選で当たった20名ほどしか置かせてもらえないとのことでした。
また登園後、発熱等でお迎えが必要となった場合は、他の園児へ移ると困るので送迎バスに乗せてくれまん。
そのためテニスの森キャンパスへお迎えに行く必要があります。
交通の便が決して良いと言える場所ではありませんので、有事の際のお迎えは少々困難が予想されます。
実際にこの保育園に通っているママさんにお話を聞いたところ、2歳児クラスより移動となるため、そのころにはあまり体調を崩すことも少なくなるので、それほど大変ではないと言っていました。
お子様の体質によると思いますので、参考までになさってください。
熱心で多彩なカリキュラムと整った設備で、有事のお迎えに目をつぶれば魅力的な保育園です。
しかし一方で、園児が大人数のため、お誕生日会などを行うとその月生まれの園児がたくさんいます。
ご自身のお子様が消極的な性格だと大勢に埋もれてしまい個性が発揮できない、などの悩みが出るかもしれません。
なんといっても定員数が魅力的な保育園ですので、1歳児で申込む際は希望園の１つに入れることをおすすめします。